以前のブログで、日本城郭検定3級の検定6回分の過去問を分析したところ、何度も繰り返し出題されている頻出問題があることを紹介しました。それで、今回は、その頻出問題は何かを具体的に解説したいと思います。

今日のブログでは、特に出題回数が多い問題(6回中、6回も出題!)を紹介しますね。全部で4問だけですが、次回、11月14日に開催される第19回の日本城郭検定に向けてしっかりとマスターしておきましょう!

(※対象は第8~11回、17~18回の日本城郭検定3級)

それでは、日本城郭検定3級の頻出問題をどうぞ!

6回出題された過去問

3級で6回出題された【過去問1】

国指定史跡に指定されている根室半島のアイヌの城「チャシ」は何世紀ごろ作られたとされているか。
①6世紀~7世紀
②9世紀~10世紀
③12世紀~13世紀
④16世紀~18世紀










【答え】16世紀~18世紀
【出題履歴】第8回の60問目、第9回の41問目、第10回の10問目、第11回の20問目、第17回の48問目、第18回の39問目に出題

3級で6回出題された【過去問2】

天守や櫓を三重三階などと示すが、この「重」の説明で正しいものはどれか。
①内部の階段の数
②入母屋造を重ねた数
③屋根の数
④壁の数










【答え】屋根の数
【出題履歴】第8回の43問目、第9回の84問目、第10回の14問目、第11回の34問目、第17回の61問目、第18回の62問目に出題

3級で6回出題された【過去問3】

関ヶ原の戦いのあと、徳川幕府は大坂城や西国諸藩の監視と備えとしての城を西日本を中心に作った。次のうち当てはまらないのはどれか。

◆ 出題パターンA
①名古屋城
②篠山城
③小谷城
④明石城










【答え】小谷城

◆ 出題パターンB
①名古屋城
②篠山城
③犬山城
④明石城










【答え】犬山城
【出題履歴】第8回の74問目、第9回の20問目、第10回の34問目、第11回の33問目、第17回の91問目、第18回の86問目に出題
【解説】問題文は同じですが、選択肢が変わるパターンがあります。現在では上記の2パターンを確認しています。

3級で6回出題された【過去問4】

江戸時代の藩と城の組み合わせで間違いはどれか。
◆ 出題パターンA
①長州藩―萩城
②土佐藩―高知城
③尾張藩―岐阜城
④薩摩藩―鹿児島城










【答え】尾張藩―岐阜城

◆ 出題パターンB
①黒田藩―小倉城
②鍋島城―佐賀城
③津軽藩―弘前城
④真田藩―松代城










【答え】黒田藩―小倉城

◆ 出題パターンC
①長州藩一萩城
②薩摩藩一鹿児島城
③加賀藩一金沢城
④最上藩―久保田城










【答え】最上藩―久保田城
【出題履歴】第8回の17問目、第9回の36問目、第10回の60問目、第11回の4問目、第17回の57問目、第18回の19問目に出題
【解説】こちらも問題文が同じで、選択肢が変わるパターンです。現在では上記の3パターンを確認しています。

今回は、日本城郭検定3級において、6回中、6回も出題された問題を紹介しました。
何はともあれ、この問題はマスターしておきましょう!

★3級頻出問題リンク★
【6回出題された日本城郭検定3級の過去問題】←今回はここでした
5回出題された日本城郭検定3級の過去問題
4回出題された日本城郭検定3級の過去問題
3回出題された日本城郭検定3級の過去問題
2回出題された日本城郭検定3級の過去問題