以前、日本城郭検定 準1級(検定6回分)の過去問を分析した結果、頻出問題があることをお伝えしました。これまで他の級の過去問分析をしてきましたが、ついに今回は「日本城郭検定 準1級」の頻出問題を紹介します。

今日は6回中、4回も出題された頻出問題の紹介になります。4回出題され問題は、全部で7問しかありませんが、次回の日本城郭検定に向けて、見る価値あり!

(※対象は第11回、14回、15回、17回、18回の日本城郭検定準1級)

それでは、日本城郭検定 準1級の頻出問題をチェック!
【最新版はこちらをクリック】

4回出題された過去問

準1級で4回出題された【過去問1】

現存する江戸期の城郭土蔵で建築面積最大とされるのはどれか。
①松阪城米蔵
②大坂城焔硝蔵
③金沢城鶴丸倉庫
④大坂城金蔵










【答え】金沢城鶴丸倉庫
【出題履歴】第14回の54問目、第15回の89問目、第17回の40問目、第18回の20問目に出題

準1級で4回出題された【過去問2】

深浦水軍の船頭屋敷や船小屋などの施設を持つ御船手郭があった城はどれか。
①徳島城
②引田城
③米子城
④浜田城










【答え】米子城
【出題履歴】第14回の34問目、第15回の19問目、第17回の16問目、第18回の80問目に出題

準1級で4回出題された【過去問3】

天正年間、奥熊野の地侍が蜂起した「天正の北山一揆」の鎮圧のために藤堂高虎が築いたとされ、枡形虎口など織豊期の特徴を持った城はどれか。
①新宮城
②赤木城
③田丸城
④大和郡山城










【答え】赤木城
【出題履歴】第14回の38問目、第15回の34問目、第17回の15問目、第18回の27問目に出題

準1級で4回出題された【過去問4】

日本書記に記載がある城で、発掘調査で土塁から濠に水を通す木樋(導水管)が発見された城はどれか。
①金田城
②大野城
③水城
④麹智城










【答え】水城
【出題履歴】第14回の93問目、第15回の65問目、第17回の28問目、第18回の32問目と65問目(重複出題)に出題

準1級で4回出題された【過去問5】

藩主の隠居所として建てられた「御隠殿」や藩校「致道館」が残る城はどれか。
①浪岡城
②鶴ヶ岡城
③佐賀城
④延岡城










【答え】鶴ヶ岡城
【出題履歴】第14回の33問目、第15回の14問目、第17回の87問目、第18回の93問目に出題

準1級で4回出題された【過去問6】

明治6年の廃城令で破却が通達された城はいくつか。
①90城
②144城
③190城
④244城










【答え】144城
【出題履歴】第11回の2問目、第15回の33問目、第17回の4問目、第18回の28問目に出題

準1級で4回出題された【過去問7】

櫓の数が一番多かった広島城だが二重櫓はいくつあったか。
①15
②25
③35
④45










【答え】35
【出題履歴】第11回の5問目、第15回の75問目、第17回の21問目、第18回の31問目に出題

以上が、日本城郭検定準1級で4回出題された頻出過去問でした。
いかがでしたか?たった7問なら覚えられそうですよね。
これからも出題された回数ごとに頻出問題のまとめページを作っていこうと計画中です。
とりあえず、次回から級ごとの3回出題された過去問を公開していきます
ので、お楽しみに!(※全部公開しました!)

★準1級頻出問題リンク★
【4回出題された日本城郭検定 準1級の過去問題】 ←今回の範囲はココ
3回出題された日本城郭検定 準1級の過去問題
2回出題された日本城郭検定 準1級の過去問題