日本城郭検定の試験勉強用に過去問を並べて復習ができるようにまとめました。徐々に過去問ごとの解説や覚え方を増やしていく予定です。皆さん、ご参考まで。
それでは過去問にチャレンジ!

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準1級 過去問1

縄張の形式と城名の組み合わせで間違っているのはどれか。
①輪郭式―二条城
②連郭式―大分府内城
③梯郭式―岡山城
④渦郭式―姫路城










【答え】連郭式―大分府内城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問2

明治6年(1873)の「廃城令」で破却が通達された城はいくつか。
①100城
②144城
③200城
④244城










【答え】144城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問3

織田信長の有能な家臣を評した「木綿藤吉、米五郎左、掛かれ柴田に、退き佐久間」という小唄に唄われた四人の武将のうち、佐和山城主でもあった米五郎左とは誰か。
①丹羽長秀
②佐々成政
③滝川一益
④明智光秀










【答え】丹羽長秀
【解説・覚え方】■

準1級 過去問4

織田信長が生まれた城については、二説あったが、近年の学説は一つとなっている。それはどれか。
①古渡城
②勝幡城(しょばたじょう)
③那古屋城
④清州城










【答え】勝幡城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問5

櫓の数が一番多かった広島城だが、二重櫓はいくつあったか。
①15
②25
③35
④45










【答え】35
【解説・覚え方】■

準1級 過去問6

福島太夫南町、治部町、島津町、毛利長門東町など人名や旧国名の町名が現在も使われている城下町を持っていた城はどこか。
①伏見城
②駿府城
③名護屋城
④名古屋城










【答え】伏見城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問7

明治6年(1873)、太政官から二つの省にいわゆる「廃城令」の通達が出された。一つは陸軍省だが、もう一つはどれか。
①大蔵省
②内務省
③文部省
④宮内省










【答え】大蔵省
【解説・覚え方】■

準1級 過去問8

幕末、江戸幕府は海防のたま砲台を築いた。品川台場は知られているが、現存する砲台はどれか。
①神戸市和田岬
②神戸市川崎
③西宮市今津
④南あわじ市松帆










【答え】神戸市和田岬
【解説・覚え方】■

準1級 過去問9

小牧山城の発掘調査で墨書された石材が見つかっている。なんと書かれているか。
①信長
②丹羽
③佐久間
④秀吉










【答え】佐久間
【解説・覚え方】■

準1級 過去問10

三重櫓が3棟現存している城はどれか。
①大坂城
②江戸城
③和歌山城
④弘前城










【答え】弘前城
【解説・覚え方】■

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準1級 過去問11

信州から仙石氏が転封したときにそば職人を帯同したので、そばが名物になっている城下町を持つ城はどこか。
①出石城
②松江城
③竹田城
④山形城










【答え】出石城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問12

平成22年(2010)に太鼓櫓を持つ函館奉行所が復元された。復元にあたってもっとも役立ったのは写真と発掘調査で見つかった遺物だが、その遺物とはなにか。
①柱
②設計図
③模型
④瓦










【答え】
【解説・覚え方】■

準1級 過去問13

日本の城郭の起源は弥生期の環濠集落にさかのぼるとされている。次の遺跡の中で、環濠集落でないものはどれか。
①大塚・歳勝土遺跡(神奈川県)
②三内丸山遺跡(青森)
③唐古・鍵遺跡(奈良)
④吉野ヶ里遺跡(佐賀)










【答え】三内丸山遺跡(青森)
【解説・覚え方】■

準1級 過去問14

信長は美濃と京を繋ぐ通路確保のため、近江に信長にとってはじめての石垣の城を築き、重臣・森可成(もりよしなり)を配した。それはどれか。
①佐和山城
②坂本城
③勝竜寺城
④宇佐山城










【答え】宇佐山城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問15

幕末、海防強化で全国に砲台(台場)がつくられたが、小田原藩は、砲台(台場)をいくつつくったか。
①1
②2
③3
④4










【答え】3
【解説・覚え方】■

準1級 過去問16

9代藩主が安政2年(1855)に開校した国指定史跡の藩校「文武学校」を城下に持つ城はどこか。
①松代城
②飫肥城
③大分府内城
④水戸城










【答え】松代城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問17

ローマ教皇の業績をまとめた『グレゴリオ13世伝』に日本における布教地点として「Vxuqui」のつづりで紹介された城はどれか。
①安土城
②平戸城
③大和郡山城
④臼杵城(うすきじょう)










【答え】臼杵城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問18

詰城の周辺には小見放城、西願寺城、三峰城を配し本拠居館を防備していた城はどれか。
①武田氏館
②郡山城
③一乗谷城
④足利氏館










【答え】一乗谷城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問19

本丸の二方または三方を曲輪で囲んだ縄張である梯格式に当てはまらない城はどれか。
①彦根城
②小田原城
③岡山城
④萩城










【答え】彦根城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問20

大名の居城を修復するときは「武家諸法度」で届出が義務付けられていたが、作事に関わる櫓、城門などは元のままにすることを条件に届出は必要としなくなった。いつの「武家諸法度」からか。
①寛永令(1635年)
②寛文令(1663年)
③天和令(1683年)
④正徳令(1710年)










【答え】寛永令(1635年)
【解説・覚え方】■

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準1級 過去問21

安土城城下町に天正9年(1581)、日本最初のキリシタン神学校がつくられたが、なんというか。
①セミナリヨ
②マリエート
③ヴォーリズ
④ピエモンテ










【答え】セミナリヨ
【解説・覚え方】■

準1級 過去問22

慶長4年(1599)につくられた「内惣構」と慶長15年(1610)につくられた「外惣構」が二重に巡っている城はどれか。
①広島城
②小田原城
③金沢城
④大坂城










【答え】金沢城
【解説・覚え方】■

準1級 過去問23

江戸時代、子弟の教育に意を用いた藩主が多いが、日露戦争時に活躍した小村寿太郎が学んだ藩校「振徳堂(しんとくどう)」が現存しているのはどの城下町か。
①米沢市
②水戸市
③松本市
④日南市










【答え】日南市
【解説・覚え方】■

準1級 過去問24

御殿では天井も身分差を意識してつくられた。二条城二の丸御殿の大広間の上段の間の天井は格式が高い造りだがどれか。
①折上天井
②格天井(ごうてんじょう)
③小組格天井
④二重折上格天井(にじゅうおりあげごうてんじょう)










【答え】二重折上格天井
【解説・覚え方】■

準1級 過去問25

14世紀の南北朝時代の創築とされ、大手門を修理した正徳3年(1713)の記念碑が残る城はどれか。
①岡城
②久保田城
③山形城
④飫肥城










【答え】飫肥城
【解説・覚え方】■

今日のところはココまで。
続きは、下記からリンクします。

【第19回 日本城郭検定 準1級】の過去問題もどうぞ!